最近、SNSや料理系YouTuberの間でじわじわと話題になっている「かまぼこ型まな板」。一見するとユニークな半円形のデザインが目を引きますが、実はこの形状にはきちんと理由があり、使い勝手や衛生面でも優れていると注目を集めています。
しかし、検索キーワードを見ると「かまぼこ型まな板 デメリット」といったネガティブなワードで調べている人も一定数いるようです。
「使いにくいんじゃない?」「本当に便利なの?」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなかまぼこ型まな板のデメリットを正直にご紹介しつつ、実際の使い勝手やそれを上回るメリットをわかりやすく解説していきます。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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かまぼこ型まな板の特徴

かまぼこ型まな板の最大の特徴は、その名の通り“かまぼこ”のような半円形のフォルム。一般的な長方形のまな板とは一線を画すデザインで、キッチンに置くだけでもちょっとしたおしゃれ感があります。
しかしこの形状、見た目の個性だけでなく機能面でもメリットがあるのです。
耐熱エラストマー性が主流!
かまぼこ型のまな板は密かに人気を集めており、ネットで調べると多くのメーカーが取り扱っていることが分かります。ほとんどの製品は直径30〜35cmほどの半円形で、厚みは数mmと比較的薄め。価格は大体2,000〜3,000円程度で購入できます。
素材そのものが大きな特長として挙げられます。かまぼこ形のまな板は、多くの場合、熱に強いエラストマー(PTE)で作られています。このエラストマーは、ゴムのような弾力性を持ち、様々な用途に使われる素材です。
まな板用途では、抗菌性の材料を混ぜ込んで製造されることが一般的です。包丁の刃に対して柔らかい当たりを持ち、包丁を傷めにくいだけでなく、まな板自体も傷が付きにくいという特性があります。

包丁の刃に対して柔らかい当たりは、長時間の使用でも手首への負担が少なく、プロの料理人でも愛用されている方がいます。
スペースを取らず、切った食材を湾曲部分に集められる

かまぼこ型ということで、省スペースで使いやすさが向上します。かまぼこ型は「まな板でよく使う中心部分のみ」を抽出した形状のため、無駄なく使用できます。「大きなまな板を広げる」というよりも、「食材を切るための必要な場所だけを確保する」という感覚で、手軽に使用できるのが特徴です。
また、カットした食材を湾曲した部分に置いておけるという実用的な特長もあります。かまぼこ形状を活かして、切った食材を、上部の丸みのある部分に置いておくというような使い方ができます。
キッチンの端に合わせやすく、立てかけも簡単

完全な円形ではなく、一方が直線になっているので、使用する際にキッチンの縁に合わせて配置できます。円形と違い、手前部分に無駄なスペースができないため非常に効率的です。まな板を使用したいときに、自然な位置にすぐに設置できる点は日常的なストレスを軽減します。
また、キッチン内の様々な場所に簡単に立てかけて収納できることも利点です。完全な円形ではこのような使い方は難しいでしょう。
お手入れ簡単で衛生的

商品によっては、耐熱温度が高く熱湯消毒が可能なものもあり、食洗器・乾燥機機に対応しているものを選べば、毎日衛生的に扱えます。
このように、見た目のユニークさだけでなく、衛生面・実用面でも考えられたデザインになっているのが、かまぼこ型まな板の大きな特徴です。
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かまぼこ型まな板のデメリットとは?

おしゃれで機能的にも優れているかまぼこ型まな板ですが購入前に知っておきたいデメリットについて正直にご紹介します。
デメリットを調べてみると、かまぼこ型のデメリットというより、かまぼこ型まな板の多くで採用されているエラストマーに対するデメリットが多かったです。
熱に弱い
エラストマーまな板の欠点の一つは、熱に弱いことです。一般的に耐熱温度は130℃までとされており、それ以上の高温にさらされると、素材が変形したり、表面が焼ける恐れがあります。
そのため、揚げたての料理や高温の鍋を直接置くのは避けるべきでしょう。

耐熱性は優れているものの、火元や直接の熱源から離して使用することが重要です。
食材が滑りやすい
弾力性と柔軟性を持つ素材であるため、まな板そのものがやや動きやすい特性があり、食材を切断する際に滑る傾向があります。
まな板の下部に滑り止め用のマットを使用していない状況や、調理台の表面が滑りやすい材質である場合には、まな板の安定性が低下し、その結果として食材も安定せず滑りやすくなる可能性があります。

今まで木のまな板を使っていた人は、人参や大根など硬い食材を切ろうとすると若干滑りやすいと感じるかも!?
油分が付着しやすく色移りしやすい
エラストマー素材は油分を取り込みやすい性質があり、特に油をたくさん使用する調理後は十分な洗浄が必要となります。
また、食材の色素が表面に定着しやすいという特徴もあります。特に濃い色の食材(ビーツやカレー粉など)を扱うと着色が生じやすくなります。

細かい傷ができると、そこに汚れや油が入り残りやすくなるので、こまめにに手入れをしましょう。
\使いやすいD(かまぼこ)型まな板/
まとめ
今回は今じわじわと人気の出ているかまぼこ型のまな板について書いてきました。
このかまぼこ型のまな板、最初は違和感があるかも知れませんが、慣れてくるとその使い勝手の良さから、つい手に取ってしまっています。
上の丸い部分のスペースが使い勝手がよく、食材をカットした時の刃当たりも良くて、個人的には以前使っていたまな板より使いやすいです。
百聞は一見に如かずということで、是非一度このまな板を試して頂きたいです。