健康や美容に良い「飲む点滴」として親しまれている甘酒。
しかし、インターネットやSNSでは「市販の甘酒は加熱されているから効果がない」「手作りじゃないと意味がない」といった声を目にすることもあります。
せっかく健康のために取り入れるなら、本当のところが知りたいですよね。結論から言うと、市販の甘酒にもしっかりとした栄養効果はあります。
ただし、期待する「効果の中身」によっては、選び方にコツが必要です。
今回は、市販の甘酒の真実と、失敗しない選び方を解説します。
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1. なぜ「市販は効果がない」と言われるのか?

「市販品はダメ」と言われる最大の理由は、製造工程で行われる「火入れ(加熱殺菌)」にあります。
スーパーなどで常温販売されている甘酒は、食品衛生法や品質保持(破裂防止や変色防止)のために、80度以上の高温で加熱殺菌することが義務付けられています。
この加熱によって、甘酒に含まれる「酵素」が活動を止めてしまう(失活する)ため、「酵素が摂れない=効果がない」という極端な説が広まってしまったのです。
万田酵素が入った甘酒
2. 「市販品」と「手作り・生甘酒」の決定的な違い

では、加熱することで何が変わり、何が変わらないのでしょうか。
加熱で失われるもの:活きた「酵素」
手作りの甘酒や、冷蔵コーナーにある一部の「生甘酒」には、アミラーゼなどの消化酵素が活きたまま含まれています。酵素は熱に弱いため、市販の加熱済み商品ではその活動は期待できません。
加熱しても変わらないもの:栄養素そのもの
ここで重要なのが、「酵素が作った栄養素」は加熱しても壊れないという点です。
✅ブドウ糖・アミノ酸:
麹菌がすでにお米を分解して作ったものなので、加熱してもそのまま。
✅ビタミンB群:
多少減少する可能性はありますが、多くは保持されます。
👉実は、酵素そのものを体に取り入れても、強力な胃酸によってその多くは分解されます。「酵素を外から摂る」ことの医学的メリットについては、専門家の間でも意見が分かれているのが現状です。
3. 市販の甘酒でも得られる「確かなメリット」

「酵素が死んでいるから無意味」というのは誤解です。市販の甘酒にも、以下のような優れた効果が期待できます。
✅即効性のエネルギー補給:
すでに分解されたブドウ糖は吸収が非常に速く、疲労回復や朝のエネルギーチャージに最適です。
✅腸内環境の改善(死菌の効果):
加熱されて死んだ麹菌(死菌)やオリゴ糖、食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになります。近年の研究では、生きた菌だけでなく「死菌」も整腸作用に大きく貢献することが分かっています。
✅美肌・抗酸化作用:
コウジ酸やフェルラ酸といった美容成分は、加熱によってすべてが失われるわけではありません。
食べる糀・パンやヨーグルトに!
4. 注意が必要な「市販甘酒」の落とし穴

一方で、市販品を選ぶ際に注意すべき「健康効果を打ち消す要因」もあります。
🔶「酒粕甘酒」の砂糖:
酒粕から作られる甘酒は、飲みやすくするために大量の砂糖が加えられていることが多いです。
🔶糖質の摂りすぎ:
「飲む点滴」と言われるほど糖質が高いため、健康に良いからと飲みすぎると、血糖値の急上昇や体重増加の原因になります。1日コップ1杯(150〜200ml)程度が目安です。
5. 目的別!失敗しない甘酒の選び方

あなたの目的に合わせて、賢く使い分けましょう。
✅【ダイエット・腸活重視の方】
原材料が「米、米麹」のみのものを選びましょう。砂糖不使用でも、麹の力だけで十分甘みがあります。
✅【手軽に毎日続けたい方】
市販のパウチや缶がおすすめ。保存性が高く、どこでも手に入ります。死菌やオリゴ糖の恩恵はしっかり受けられます。
✅【どうしても「酵素」の力が気になる方】
通販や自然食品店の冷蔵・冷凍コーナーにある「生甘酒」や、乾燥麹を買って炊飯器などで自作する道を選びましょう。
6. まとめ:市販の甘酒は「手軽で優秀なサプリ」
市販の甘酒は、決して「効果がない」わけではありません。酵素の活動は止まっていても、それまでに生成されたビタミンやアミノ酸、腸を整える成分はしっかりと詰まっています。
「手作りはハードルが高いけれど、健康には気を遣いたい」という方にとって、市販の甘酒は非常に効率的な栄養補給源です。
あまり神経質になりすぎず、原材料表示をチェックして、あなたのライフスタイルに合った1本を見つけてみてください。

